景気対策のため、住宅ローン減税が延長になりました。
最大減税額の適用は、一般住宅の場合、09年1月1日以降の入居から。
条件に該当する場合、”確定申告”をすれば、所得税、そして今回は、住民税も戻ってきます。
[ 必要書類(新築の場合) ] [ 入手先 ]
1. 確定申告書 税務署
2. 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 (1とあわせて) 税務署
3. 住宅ローンの融資額残高証明書(複数の場合すべて) 金融機関
4. 建物・土地の登記簿謄本(登記事項証明書 全部又は一部) 法務局
5. 建物の請負契約書の写し(不動産売買契約書の写し) 建設会社、不動産会社
6. 源泉徴収票 勤務先
7. 住民票の写し 市区町村
※確定申告書等は
国税庁のWEBサイトにあります。
これから家をつくる人にとっては良い話です。
しかし、家を建ててしまった人の立場から考えると実に不公平な話でもあります。入居が少しズレているだけで、減税額が違うんです。
先日まで定額給付金に所得制限をかける?かけない?で大騒ぎしてました。それより遥かに問題だなあと思うのですが・・・。あまり騒がないですね。景気がかなり深刻だからというのもあるでしょうが・・・。
住宅ローン減税を景気対策として利用するのは本当は良くないんでしょうね。
減税期間に間に合わせるため、急いでバタバタつくっちゃったなんて話も聞きます。
本末転倒ですね。それともお国のために家を造っている・・・?
景気に対する刺激もあまり長くは続かないようです。需要をほぼ先食いしているだけなので、後が怖いですね。つまり景気が著しく回復しない限り、住宅市場は低迷が長期化することになりそうです。
街並とか景観の視点から考えても大いに疑問です。住宅ローン減税期間内に入居しなければ適用されないので、減税期間終了前になると、先に述べましたように「バタバタ」ということになりかねません。じっくりと美しい街並をつくって観光で税収を増やしましょうよ、と言いたいところです。
でも、これから家を建てる方はオトクです。