東京建築士会の土壁実演会(「左官の鏝(こて)道具と土壁の美と用」)に行ってきました。
建物の壁に土を塗る方法は世界各地にあります。しかしそのほとんどは、素人による安価な仕上だそうです。土壁がここまで進化している(塗り方の技法が高度という意味)のは日本だけなんだそうですね。土壁は日本人だけが味わえる豊かな素材であることを再認識し、いつかは土壁の家に住みたいなあと思うのでありました。
京都の
柊屋の大津磨きを手がけた小沼充氏らが実演してくださいました。
小沼充氏のオフィシャルサイト
日本左官業組合連合会
富沢建材(ブログが興味深いです)

↑まだ水分が残っているので光っています。(稲荷山 切り返し仕上)

↑乾燥後のサンプル