外断熱RC造ではないが熱容量を大きくしたい場合、
アクアレイヤーという商品があります。(イゼナ社)比熱が大きく、入手容易な「水」を利用することで、建物の熱容量を大きくできるシステムです。
水の比熱を4.2 [J/gK]をとすると、前回の住宅プランにアクアレイヤー(9cm)を設置した場合、付加される熱容量は概算で
9[cm]x32[坪]x3.3[m2/坪]x100[cm/m]x100[cm/m]x4.2 [J/gK]x1 [g/cm3]
=39916800=約3900万 [J/K]
となります。
木造の場合の熱容量 約740万 [J/K]
RC造の場合の熱容量 約15000万 [J/K]( 1億5000万[J/K] )
ですからRC造とはまだだいぶ差がありますが、
木造と比べると、床下のみで約5倍の熱容量となります。
冬は湯たんぽの上で、夏はウォーターマットの上で生活するようなものですから、かなり快適でしょう。
難波和彦氏も使っていらっしゃるようです。
気になる
価格ですが、9cm厚で敷き詰めると坪10万円くらい余分に必要のようです。
もっと普及すればコストもさがるかもしれません。