先日、中国製の乳幼児用Tシャツから有害物質のホルムアルデヒドが基準を超えて検出されるという事件がありました。ホルムアルデヒドといえば、建築基準法で、その使用量のチェックを厳しく問われている化学物質です。(まあチェックといいましても、最近の建材で一般的なF☆☆☆☆やムク材を使えば、使用制限はありません。シックハウス対策の煩雑な書類作成だけが残留している状況です)
いくら建築基準法を厳しくしても、衣服がこれでは困りますね。市販されている家具にも危険な香りのするものがありますが、ああいうのを置かれたらシックハウス対策の法律にも意味はありません。
防火関係の規制もそれだけでは決して有効ではありません。石膏ボードをグルリと貼っても、火事の際、カーテンや布団、衣服、家財道具が燃えてしまいます。火事による被害を本当になくそうとすれば、所有物の総量規制を行わねばなりません。まあそれはムリですよね。
やはり自分の生活について色々と考えておくことが重要なようです。この製品、食物の成分は何か?どこで作られているのか?法律を厳しくするだけでは際限がありません。原材料の偽装は・・・どうしましょう?