8/7日曜日
妻が「気晴らしにデパートへ行く」と言い、ムスメを連れ外出してしまう。
残された私は、少し涙目となる。寂しいから涙が出たのか?
あるいは「ビールはたっぷりあるし、昼から飲めるぞー、休日らしい休日だぞ、バンザ〜イ!」と思った嬉し涙なのか・・・自分でも良く分かりません・・・
冷蔵庫には、昨日の花火見物の名残である食料が少なからずある。とりわけオニギリが多い。独りで黙々と処理する。
オニギリはビールのツマミとして今ひとつだという事実に、今回初めて気づく。
ほろ酔い気分でマクベスを聴きながら、自宅リフォームのキッチン図面にふれる。
CDはシャイーがボローニャ市立劇場(Teatro Comunale di Bologna)にいた時の録音。
「女から産まれた者には決して敗れない」と予言されたマクベスが、帝王切開で取り出されたマクダフに敗れる・・・筋だけ読むと「何だ」と思うが、通して聴くと(あるいは読むと)やはり素晴らしい。心奪われてしまう。
部分と全体を考える。