東京事務所が移転するので東京法務局(九段第二合同庁舎)に行ったところ、2−3階の鉄骨階段で驚きのディテールを発見してしまいました。
名付けて鉄骨階段、幅木ガムテープ仕上です。
おそらく鉄骨階段を搬入の都合上2分割で製作取付けした際、真中の接合部で「逃げ」を確保したと思われます。その結果、幅木(ささら桁)が連続しなかったのでしょうね。で、掃除で箒を使うとここからゴミがここから下階に落ちてしまい、人の目に入ったりする危険性が大です。問題の解決策として、ガムテープを貼ったと想像します。
私なら階段搬入後にささら桁を溶接しますが(過大な地震力を階段に入力させない計画が前提)どうでしょう?
それにしてもディテールの世界は奥が深いです。