昨日、管理建築士講習を受講。
財団が主催する講習は東京ビッグサイトのような大会場で開催するようです。しかし以前、同様の試験を新宿の大会場で受けた時、狭い固定式の椅子でギュウギュウに詰め込まれて気分が悪くなったという苦い経験があるので、総合資格学院が主催する管理建築士講習を郊外(越谷)で受講しました。
机が広々としていて助かりました。
しかし内容は・・・今回も気分が悪くなってしまいました。
講習最後の修了考査(テスト)で出された○×式の正誤問題で一部が悩ましい。
問題は回収されるのでうろ覚えですが、例えばこんな問題がありました。
問題
住宅品質確保法(?)によって新築住宅の請負契約において構造上主要な部分等について10年間の瑕疵担保責任が定められた・・・
だいたいこのような設問だったと思います。
普通の世の中の感覚で答えれば◯です。しかし気になるのは、まず法律の名前です。「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が正しいのでは?
そして「10年間の瑕疵担保責任が定められた」の『定められた』が悩むところ。定めてしまうのなら10年でなければならない。しかし講習テキストの文言は「引渡しの時から10年間の瑕疵担保責任を負うことが『義務』づけられる」とあり、特約で10年以上20年以内とすることができます。
そんなバカな!引っかけ問題なんて出るか!?思われるかもしれませんが、確か建築士の法律問題とか宅建の問題は、この辺で○×が分かれてしまいます。(その辺がウロ覚え)管理建築士講習では出題者がどの辺りのレベルを考えているのか?悩んでしまいました。じつに不毛な時間ですね。
私、根は素直でいい人なんですが、ヒネクレてしまうではアリマセンカ。