「カラヴァッジョ/天才画家の光と影」(アンジェロ・ロンゴーニ監督)を観た。銀座テアトルシネマは大入り満員。関東で公開しているのは銀座テアトルシネマだけのようである。
映画はほぼ史実に基づいて作られているようで、ストーリ性はあまりないが、劇的なディテールの連続で、非常に面白かった。
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会に彼の絵がある経緯も良くわかるし、カンポ・ディ・フィオーリにジョルダーノ・ブルーノの像が建っている経緯も分かる。
「聖マタイの召命 」などの光と影による劇的な作風はいかにもローマ、南イタリアにふさわしく、カラヴァッジョが北イタリア出身だということを忘れそうになる。
まだ御覧になっていない方はぜひ。
「カラヴァッジョ/天才画家の光と影」
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