国立新美術館の「THE ハプスブルク」に行ってきました。
ジョルジョーネの「矢を持った少年」が見られたのは実に嬉しかったです。
写真は秋空を背にしたガラスルーバーです。非常に美しいです。透明のように見えるガラスは、実は緑色だということがよくわかります。


このように立派な美術館に収蔵品がないのはモッタイナイ事のように思えますが、民主的な国家が美術品を集めるのは難しいものですね。王家のコレクションを元に成立したヨーロッパの美術館を思うと、独裁的なやり方でなければ良いコレクションなど不可能にすら思えます。十分条件ではないのが悩ましいですね。
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