改装目的で、古い確認申請図書を見ています。確認申請図書きちんと保存しているのは少数派で、この方はその少数派に属する方です。(パチパチ)その点では非常にやりやすいです。
しかし一方で、今回の企画は、用途が大分変わるので、非常に悩ましいのです。
予算を気にしなければ何でも提案出来ますが。出来るだけ費用を抑えるにはどうしたらいいものか・・・。
景気のいい頃なら「新しく建てちゃえ」となりますが、これからは日本でも欧州のように建物を長期にわたって利用するケースが増えてくるでしょう。
しかし建築基準法はじつに細かい法律なので、用途、利用形態が変わると法に抵触する事項が、ワンサカと出てきます。
建築の寿命を延ばす上で「将来における用途変更の可能性も視野に入れた設計」が非常に重要となりそうですが、難しいのは、その評価が20年、30年先になるという点です。
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